【シティS2優勝】パルキアサーフゴー

【使用構築】

【結果】
シティリーグS2優勝
12/16 バトロコ高田馬場
使用デッキ: パルキアサーフゴー
HN: ラクハク
カビゴンLO,先 ⭕️
パオジアン,後 ⭕️
ロスギラ,後 ⭕️
リザードン,先 ❌
赤ロスト,後 ⭕️(種切れ)

4位予選抜け

アマージョ,後 ⭕️
ロスギラ,後 ⭕️
リザードン,先 ⭕️

🏆7-1優勝🏆


【コンセプト】
・山を掘りまくる
・雪道に屈さない
・破壊の限りを尽くす

【構築の要点】
・全身凶器のアタッカー軍団
サーフゴー、パルキアゲッコウガがアタッカーとして機能するだけでなく、サポート要員としても機能するので、アタッカーの育成とシステム要員の育成を同時に行うことができる。

・セイボリー+パルキア+かがやくゲッコウガの圧力
パルキア,かがやくゲッコウガを置いた状態でセイボリーを打つことで、HP90以下のポケモンが複数いる状態ではマナフィを残さなくてはいけなくてはならなくて、強い。クロススイッチャーを合わせることでシステムポケモンを枯らしに行くことも可能。
手札の枚数=火力なので、打つだけで手札が2枚増えるセイボリーはかなり強い

・最高のスタジアム、ポケストップ
このデッキには、25枚のグッズが採用されている。この時点でかなりヒット率が高いが、ボール系統や大地の器、ポケギアを打ったあとに使用することで宣言するだけで3枚ドローできるスタジアムになる。

【採用カード】
ポケモン
サーフゴーライン 4-3,1
サーフゴー・コレクレーは立てば立つほど嬉しいので最大枚数での採用。コレクレーは基本的には「なかまをよぶ」を使えるHP50のものの方が優秀なのでこちらを多く採用している。HP70のコレクレーは、ロスト対面で横にいるマナフィとあわせてロストマインで二面取りされるのを防ぐために1枚だけ採用している。

パルキアライン 1-1
パルキアラインは、「初手に出てきてほしくない」「最悪いなくてもなんとかなる」という理由から最小枚数での採用となっている。「いつでも月光手裏剣を打ちにいける」という圧力が重要であるため、1枚採用でも十分に強く機能する。
構築の軸がサーフゴーである都合上、VSTARパワーはかなり雑に切っていっていい。月光手裏剣にこだわらず、パルキア自身にエネルギーをつける、逃げエネの確保などいわゆる"弱い切り方"でも十分に強かった。

かがやくゲッコウガ,1
最高のカード。アタッカーでありサポーターでもある。サイド落ちしたら悲しいカードランキング堂々の第一位

マナフィ, 1
月光手裏剣が怖すぎるため採用


グッズ
VIPパス4, ネスト4, ハイパー3
1ターン目に並ぶ種ポケモンの数が勝率に直結するデッキなので、VIPパスとネストボールは最大枚数での採用。1ターン目にハイパーボールでコレクレーを持ってくる動きが、今後必要になるカードを切りながら行うかなり無理やりなプレイとなってしまいがちであった。これがあまりにも不愉快だったのでハイパーボールを1枚だけ削ってネストボールの枠とした。

クロススイッチャー, 4
サポート権を消費しないグズマが弱いはずがない。2枚そろえなくてはいけないところがネックだが、ボーナスコイン+かくしふだ+ポケストップ+さぎょういんorセイボリーで1ターン合計10枚は山札を見られるので、手札干渉をもらった直後でない限り基本的にいつでも打てる。

大地の器, 2
採用枚数は少し控えめ。とてつもなく強いカードであることに間違いはないが、試合の後半にはエネルギーが手札かトラッシュに固まるため必要なくなってしまう。こうした点をふまえて、序盤に1回使えたらうれしい、2回使えたらとってもうれしいカードという立ち位置となったため2枚採用。

ポケギア,1
自由枠。雪道ナンジャモを打たれたときに引けると強いカードとして採用した。さぎょういんにつながるカードでありながら山を混ぜられるのがえらい。

スーエネ4, エネルギー回収2
破壊のスーエネ、小回りのエネルギー回収というイメージ。エネルギー回収で2枚回収→手張り+かくしふだという動きが、トラッシュのエネルギーをある程度残したまま殴る準備を整えられて強い。

すごいつりざお, 1
ポケストップポケモンが落ちていったときの保険。たまに、掘り切った山にエネルギーだけ戻して再度縦引きを行って強引に手札のエネルギーを増やしに行くこともある。

サポート
さぎょういん, 3
雪道ケア兼手札増やす要員。自分のポケストップを割ることがあんまりないように最大枚数から1枚減らした3枚。

セイボリー, 3
パルキアゲッコウガと合わせて使うことで最強となれるサポート。従来のセイボリー採用デッキは相手のベンチを3体にすることのみが評価されており、3枚ドローはおまけ程度の効能しかなかった。しかし、手札の枚数=火力であるこのデッキにおいては縦引きできること自体が強く、複数枚採用が自然にできるのが素晴らしかった。

ボスの指令, 1
せっかく火力が青天井なのに、サイドを一枚しか取れないポケモンを取っていては意味がないのでベンチを呼べるカードは必要。スイッチャーが最大枚数採用されているので採用枚数は控えめ。

クララ, 1
ポケストップポケモンを落とした時のケア、サーフゴーが落とされた返しでサーフゴーを拾ってベンチにいたコレクレーを進化させる、いらないポケモンとエネ2枚を回収してポケモンをスーエネのコストにしてエネ6枚を確保するなど、いろんな動きができて面白いカード。当日の朝になって何となく入れてみたが、8試合で一回も使わなかったので変えるとしたらここな気がする。

スタジアム
ポケストップ, 4
最高にかっこいいカード。宣言するだけで3枚ドローができ、相手の思考をバグらせて必要札を3枚落としてくれる。雪道ケアにもなる。強すぎるので当然の4枚採用。

エネルギー
水6, 鋼5
エネルギーの総数は無難に11枚。早くスターポータルを打てる状況を作りたいので水は6枚は必要で、残り5枚を鋼とした。水7鋼4では鋼エネルギーの管理が難しすぎるのでなし。


【不採用カード】
ハッサムライン
サブアタッカーには、軸となるアタッカーがきついところに勝てるようになる要素を持っていてほしい。よって、サブアタッカーにはギラティナリザードンサーナイトに勝ちやすくできる要素をもっていることが重要となるのだが、ハッサムにはそれがない。何ならセイボリーとの相性も悪い。採用する価値をそれほど見出せなかった。

ミミッキュ対策の何か
このデッキのミミッキュに勝てるポケモンゲッコウガしかいないのでもう一枚くらい入れてもいいかなとは考えていた。「まあ、当たらんべ」と思って不採用としたら初戦で当たって勇気のお守りまで貼られた。こまったこまった

ふしぎなしっぽミュウ
いれかえ札を不採用としたことで使っている余裕がなくなってしまったので不採用とした。

ジラーチ
ロストマインは、ちゃっちゃかサーフゴーに乗れればなんとかなるため必要ないと判断した。最悪、HP70のコレクレーを最後まで進化せずにしておけばサイドの2枚取りはされないので1-1交換にはなる。

霧の水晶、基本超エネルギー
手札の基本エネルギーを増やせる可能性があることよりも、パルキアゲッコウガを持ってこられるネストボールの方が強いため霧の水晶は不採用。霧の水晶が無いなら当然超エネルギーも消える。

キャンセルコロン
スイッチャーと合わせて使うことでとてつもないことを起こせるが、都合よく揃わないと判断した。また、そもそも最もこれが刺さるサーナイトにはセイボリー+スイッチャーで十分に有利を取れるため、コロンまでは必要ない。

ロストスイーパー
ポケストップで持ってこられる雪道対策という唯一無二の性質を持っているのがえらいが、ポケストップを張れている時点で雪道を割れているためいらないと判断した。

カウンターキャッチャー
スイッチャーの方が使用感が良かったため不採用に

ともだちてちょう
ポケギア3.0との選択。手帳は終盤の手札干渉の飛んできそうなターンの直前に山に当たりを増やしておけるのがえらく、ポケギアは序盤に引いてきても強く使えるのがえらい。どっちもいいところはあるが、どっちも採用するほどのカードではないため難しい。

ガチガチバンド
これをつけると、サーフゴーがロストインパクトやサイドを3枚取った後のバーニングダークを耐えるようになる。都合よく引けるはずがないので不採用。

手札干渉系
手札にエネルギー回収系がたまりやすい構築であることから、ナンジャモを使用すると殴りずらくなってしまうため不採用。ツツジは使いたいときに都合よく用意できないので不採用。


【当日のマッチアップ】
基本詳しくは覚えていないがなんとなくで記載

1, カビゴンLO 先攻6-0⭕️
マナフィがロックされないように立ち回ることを意識した。ミミッキュが出てきてお守りが張られて辛かったが、ボスとスイッチャーでロトムカビゴン×2を取ってサイドを進める。
カゲツで手札を見られた際にマナフィがいるのがバレたため、次のターンでエリカの招待をケアしてハイパーボールでトラッシュ→つりざおで山に帰ってもらった。次のターンポケストップを打ったところマナフィが落ちて悲しくなった。
案の定やまびこ+カウンターキャッチャーで縛られたが、この時点で手裏剣一回が打てていたのとスイッチャーが1回分残っていたので落ち着いて手張りしてゲッコウガを育てて勝ち。
野党三姉妹でスイッチャーが落ちなかったのが運が良かった。

2, パオジアン 後攻4-4(?)⭕️投了
セビエが2落ちしていたらしい。執拗にセグレイブを狙って攻撃し続けて投了をいただいた。

3, ロストギラティナ 後攻6-5(?)⭕️
相手のかがやくゲッコウガがサイドに落ちていたようで山が思ったように掘れず、なかなかアクロマに触れられない展開。2ターンで盤面が完成するこちらに若干遅れつつ、残りサイドこちら2相手3(確か)で相手のターンに。
どうやらお相手、雪道までは引けたものの手札干渉に触れられていない様子。ミラージュゲートで圧縮後、更なる圧縮を試みるためこちらの張ったポケストップを使用。ナンジャモ、ツツジ、超エネが落ちて全ての干渉札が消え、雪道だけ張って番が帰ってくる。手札が13枚もあったのでスタジアムを張り替えてギラティナを気絶させて無事勝利。
ポケストップ、かっこよすぎ

4, リザードン 先攻4-6❌
先攻は取れたものの、コレクレーをバトル場とベンチに置いて終了。相手の後攻1ターン目の動きがあまりにも良く、リザードヒトカゲビーダルビッパまで展開されてしまう。エンテイもいた気がする。ここまで100点の動きをされるとサイドレースで追いつけなく訳もなく、負け。
ちょい不運寄りではあるが、ぶんまわったリザードンにはそもそも安定して勝てないので気にしないことにした。

5, 赤ロスト 後攻1-0⭕️種切れ
相手の先攻1ターン目、ウッウを表にしてスタート。ドロー、こちらに目を合わせる。「終わります」
相手の2ターン目。ドロー、ポケギア→対象なし→終わり
110点を2ターン目に出せない構築ではないため、普通に殴って種切れで勝ち
一戦前のちょい不運が1000倍くらいになって帰ってきた。

4勝1敗、4位で予選通過
1戦目のカビゴンの方がその後3勝してくれていて、オポネントがかなり上がっていた。結果発表後わざわざ話しかけてくれて応援してくれた。うれしい☺️


6, アマージョ 後攻6-0⭕️
こちらは弱点をつけるので余裕でワンパンできる。相手はアマージョを立てるのがそもそも難しいのでありえないほどにこちらが有利。事故を起こすこともなくアマージョを2回取って、アタッカーが立たなくなったところを押し切って勝ち。
試合後「絶対優勝してくださいね!!」という熱い言葉をかけられたので、優勝した。

7, ロストギラティナ 後攻6-2⭕️
相手の方が引きたいカードを全然引き込めていなかったようで、雪道ツツジを一回しか決められなかった。一回くらいなら問題なく張り替えられるため、しっかりさぎょういんを持ってくることができて勝ち。

8, リザードン 先攻6-0⭕️
予選の4戦目で当たった方のご友人との決勝戦。後攻1ターン目でエヴォリューションまで宣言され、バトル場かがリザ、ベンチにリザードヒトカゲビーダルビッパまで展開。返しの先攻2ターン目でセイボリーを打つと、ビッパをトラッシュしてきた。そのターンは前のかがリザを取り、次のターンにスイッチャーでビーダルを取ってシステムポケモンの殲滅を完了。HP満タンのサーフゴーをバトル場に置いた状態でサイド残り4枚(まだバーニングダークを耐える)という望み通りの状況を作ることができた。そこからは純粋な殴り合いとなり、システムポケモンのない相手は思うように動けず、押し切って勝ち。
セイボリー+スイッチャーが最強だった。


7-1 優勝
ずっと不利寄りな対面ばっかりやっていたが、ずっと相手の動きが100点でなかった一日だった。構築を思いっきり安定に寄せることで100点を出してこない相手の隙を付けたのが優勝の要因かな。


【最後に】
まずはシティ初優勝、とってもうれしいです。
対戦してくださった方々、選手の皆様、ジャッジの皆様、本当に優しい方ばかりで楽しく、気持ちよくポケカをすることができました。
あとは、このデッキがもっと使われるようになってくれたらもっと嬉しいです。山札をたくさん引けるデッキ界隈でも随一のドロー性能を誇る楽しいデッキに仕上がっているのでぜひ。一応、回す際に気を付けることや各対面の相性などまとめた記事を貼っておくので使っていただける際は一読下さると役に立てるかもしれないです。
https://unyo-nn.hatenablog.com/entry/2023/12/19/002345

その他プレイング、各カードの詳しい採用経緯等、物申したいことがあれば@poke_hatopoppoまでご連絡ください。なんでも答えます。




おしまい

パルキアサーフゴー、トリセツ

 

f:id:unyo-nn:20231219002218j:image

この記事は、下記の記事にあるパルキアサーフゴーの回し方についてまとめたものです。12/16のシティリーグで優勝しているので最低限の説得力はありますが、12/11に初めてこのデッキを組んで12/17,18にこれを書いているので、一部浅い部分はあるかもしれません。ご了承ください。

https://unyo-nn.hatenablog.com/entry/2023/12/19/002716

 

【主要カード】

主要なポケモンはこれらですが、主要も何も、マナフィとこいつら以外ポケモンが採用されていません。

序盤からサーフゴーを立てまくり、一気にドローして高火力を放ちます。小さいポケモンを多用するデッキに対しては月光手裏剣を狙いに行きます。

 

主なトレーナーズは以上のカードです。セイボリーとクロススイッチャーで相手の盤面を積極的に崩壊させにいく動きが非常に強力です。グッズを25枚も採用しているので、ポケストップがとても強く使えることも特徴の一つです。

 

【あらゆるデッキに対してに意識すること】

最序盤

・山確認

山確認は、ポケモン→スーエネ+スイッチャーの順に行っていました。相手がロストギラティナなど雪道を貼ってきそうなデッキであれば、さぎょういんとポケストップの枚数を管理することを意識していました。

 

・捨てるエネルギーは水を優先

このデッキの核の一つに、「パルキア+かがゲコ+セイボリー」で圧力をかけまくるというものがあります。この動きをするためにはトラッシュに水エネルギーが存在していなくてはいけないので、最序盤で捨てるエネルギーは水を優先します。

 

・置きたいたねポケモンの序列

コレクレー×2→かがゲコ→パルキア→コレクレー→マナフィ

2ターン目からサーフゴーで殴っていきたいので1匹は残るようにコレクレーを2匹。次点でゲッコウガを出し、余裕があればパルキアまで置きたいです。体感半分くらいの確率でここまで展開できます。最後がマナフィになっているのは相手のセイボリー警戒です。

月光手裏剣のにおいが鼻腔をくすぐった場合はパルキアより先にマナフィを置いておきます。

 

 

中盤→終盤

・手札、トラッシュに1枚ずつは鋼エネルギーを置いておく

なにが起こってもサーフゴーの手張りに苦悩しなくていいようにするために鋼エネルギーを散らしておきます。こうすることで、ナンジャモに対して大地の器・エネルギー回収系統のどれを引いても殴ること自体は可能となります。

 

・ボール系統の消費

このデッキの最大の弱点は手札干渉にあるため、中盤以降不必要となるボールは積極的に落としておきます。時にはネストボールを3枚空打ちすることもあります。

 

 

【対面別所感】

vs リザードン 微不利~五分

100点の動きを続けるリザードンは正直厳しいですが、セイボリー+スイッチャーでシステムポケモンを殲滅することで勝ちを狙います。殲滅できなそうなら仕方なく正面から殴り合います。

サイドを1-1-2-2で取ることも意識します。こうすることで、リザードンがサーフゴーをワンパンできないターンが最長となり、サイドレースで遅れずらくなります。手札が良く、相手がネオラント等を展開してきた際はスイッチャーでネオラントを取るところからスタートする2-2-2ルートも存在します。

 

vs サーナイト 五分~微有利

パルキア+かがゲコ+セイボリーが強く機能するのでこれを目指していきます。ミラージュステップの返しでこれができればかなり勝ちに近づきます。

vs ギラティナ 微不利

基本雪道+手札干渉があまりにもきついです。一回までならどうとでもなりますが、2回目を決められると運が良くないと負けです。

ツツジを使えるターンを少なくするために、サイドは1-1-2-2、あるいは2-2-2で取り切ることを意識します。

ただ、相手はロストをかなり早くためなくてはいけないのでキュワワーを多く展開してくれます。よって、パルキア+かがゲコ+セイボリーが強く機能してくれるのが唯一の良いポイントです。

 

vs ミライドン この世のものとは思えないほどに有利

サーフゴーというポケモンが、ミライドン構築に入るライチュウ以外のポケモンにワンパンされないのにこちらは余裕でワンパンできるのであまりにも有利です。

簡単にサイドを献上してしまう恐れのあるパルキアは置かないで試合を進めていきます。

 

vs トドロクツキ この世のものとは思えないほどに有利

ツキがサーフゴーを倒すには「くるいえぐる」を打つしかなく、これを打つと月光手裏剣で取り返せるというすごいことが起こります。これを行う際に裏のツキにダメカンを置いておくと、相手がサイドレースで追いつくにはボス+三体目のツキの育成が必要となり、まあ基本的には決まりません。決まらなかった時点でサイドレースで負けないのでありえないほどに有利です。

 

vs パオジアン 多分有利

時間がなくて実際に回してはいませんが、脳内ポケモンカードではセイボリー+スイッチャーでシステムを枯らせば負けないという結論になりました。

本番でもあたりましたが問題なく勝てたので多分正しいです。

 

vs カビゴンLO    多分五分

脳内対戦しかしていませんが、多分五分です。マナフィが縛られることに細心の注意を払いながら戦います。スイッチャーの数がとても重要なので、野党三姉妹を打たれたらこの世の神全てに祈ります。

 

vs ミュウ 多分微有利

ミュウを組んだことがないのでわかりません。どっかでサイドを取られないターンができれば勝てそうです。

 

vs 連撃インテウーラ 微有利

相手の2ターン目にヨガループを決められなければ基本有利です。HP50を多く採用しているのでそこそこ決まってしまうのが嫌なところです。

システムを破壊するなどちょこざいことは考えずに3-3で破壊しに行きます。

 

 

【最後に】

サーフゴーは、強さの割にはシェアがないデッキであるとは思います。なにより、手札が常にたくさんあってあまりにも楽しいです。もしよければ使ってみてください。

その他プレイング、各カードの詳しい採用経緯等、物申したいことがあれば@poke_hatopoppoまでご連絡ください。なんでも答えます。

 


おしまい

 

【S9最終282位】初手草テラスドラン【ポケモンSV】


【はじめに】
二か月振りにポケモンをしたらレートが2000超えて嬉しくなっちゃったので構築記事を書いちゃいました。

【結果】
TN: イチノ
84勝47敗 最終282位 レート2009


【構築経緯】

炎、鋼という範囲がパオジアン、ハバタクカミに弱点をつくことができるので、これを活かして上から殴るスカーフアタッカー型にすれば奇襲性能も含めて強いのではないかと感じたところから構築がスタート


地面、格闘、水とヒードランの苦手とするタイプ全てを半減で抑えられるカイリューをクッション兼スイーパーとして採用
同時に構築当初は電気の一貫を切れるクッションとしてカバルドンを採用していた


ヒードランが特殊アタッカーなので、相方の物理アタッカーを採用することにした。欲しい要素にヒードランの苦手とするランドロス、ヒスイヌメルゴンに有利を取れることがあったので、これらを高水準で満たす水ウーラオスを採用した


テツノツツミ、ヘイラッシャの処理が怪しいことから、10万ボルトを採用したチョッキハバタクカミを採用した

これら五体にサーフゴーを加えて潜っていたが、ヒードランで草テラスを切ったあとのパオジアン、ハバタクカミが怪しくなっていた。そこで、全然出しどころがなかったサーフゴーをハッサムに変更した。同時期にステルスロックを撒くだけの機械と化していたカバルドンをステロ+αがしやすそうなディンルーに変更して構築が完成した


完成!!


【コンセプト】
元々: カイリューかディンルーをクッションとした攻め2受け1の攻めサイクル

実際: 初手草テラスでびっくりさせてから気合で押し切る対面構築

(こんなはずじゃなかったんだけどな、とほほ)


【個体解説】
1, ヒードラン

特性: 炎の体
持ち物: こだわりスカーフ
テラスタイプ: 草
技構成: 火炎放射, ラスカ, 大地の力, テラバースト
数値: 167(4)-×-126-182(252)-126-141(252+)

めっちゃ速い草Zヒードラン。あまりにキモい
どうせヒードランに炎技を打てる人間など存在しないのだから特性は炎の体。すごいキモい

構築にディンルーとヒードランが存在しているからか、水ウーラオスが初手によく出された。恐らくディンルーを起点にするために剣舞パンチグローブの型が多く出てきていたのであろう。草テラスで吹っ飛ばしまくっていた。キモすぎる

キモくはあるのだが、攻撃するときの範囲の広さ自体はかなり広い。使用率上位10位までのポケモンに対して、カイリューランドロス以外には一致技による弱点あるいは4倍弱点をつくことができるので、試合終盤になっても詰め筋となれるポケモンでもあった。


2, カイリュー

特性: マルチスケイル
持ち物: ゴツゴツメット
テラスタイプ: ノーマル
技構成: 神速, 地震, 羽休め, アンコール
数値: 191(196)-204(252+)-116(4)-×-121(4)-107(52)

ヒードランとの補完に優れたクッション
クッションでありながらA特化神速によってスイーパーともなれる万能ポケモン
イダイトウに勝てそうなのがこのポケモンしかいないためテラスタイプはノーマル


3, ディンルー

特性: 災いの器
持ち物: オボンの実
テラスタイプ: フェアリー
技構成: 地震, テラバースト, ステロ, カタストロフィ
数値: 261(244)-133(20)-165(36+)-×-120(156)-72(52)
調整意図
A...パオジアンが地震2回で概ね落ちる
S...不明。マトマの実が切れてて振り直せず

カバルドンからこのポケモンに変更したため、構築が一気に対面によることになった

もともとはテラバーストの枠は吹き飛ばしだったが、私がポケットモンスターが下手すぎて使い方が分からなかったためにウーラオス、パオジアンへの処理ルートを増やせるフェアリーテラバーストに変更した。シーズン終了目前で一回イージーを拾うことができたので悪くはない選択ではあったはず


4, 水ウーラオス

特性: 不可視の拳
持ち物: 気合の襷
テラスタイプ: 水
技構成: 水流連打, インファイト, アクジェ, 剣舞
数値: 175-200(252+)-120-×-81(4)-163(252+)

ステルスロックを撒かれなさそうな構築にストッパーとして投げる
もともとパンチグローブ型だったのを直前に変更したためなぜか剣舞を採用しているが、舞ってる余裕はないので雷パンチか冷凍パンチでいい


5, ハバタクカミ

特性: 古代活性
持ち物: 突撃チョッキ
テラスタイプ: フェアリー
技構成: ムンフォ, シャドボ, 10万, ショック
数値: 153(180)-×-87(92)-187(116+)-156(4)-170(116)
調整意図
HB...パオジアンの氷柱落とし確定耐え
S...最速ガブリアス抜き

上からの制圧力を捨ててテツノツツミをはじめとした様々なアタッカーとの打ち合い性能に重きを置いたハバタクカミ

構築の軸であるスカーフヒードランがかなりの頻度で草テラスを切るので、一回ツツミを引かせることができればヒードランでも十分縛ることができる。これによって複数回サイクルを回して役割対象の攻撃を何度も受ける必要がなくなり、チョッキを持たせるポケモンに何回も受けられるような耐久が必要なくなった。こうした理由から、チョッキ枠としての採用が多いヒスイヌメルゴンジバコイルよりも、速く範囲の広いハバタクカミの方が強力であると判断した。


6, ハッサム

特性: テクニシャン
持ち物: こだわりハチマキ
テラスタイプ: 鋼
技構成: バレパン, 蜻蛉返り, インファイト, 泥棒
数値: 177(252)-200(252+)-120-×-100-66(4)

最終日バイトに行く10分前に急に思いついたポケモン

ヒードランに初手テラスを切って水ウーラオスを倒しても、瞑想ハバタクカミの起点になったりパオジアンに破壊されたりして不愉快だったのでハチマキバレパンでこちら側が破壊することにした。

オボンの実も突撃チョッキも余っていないという珍しい状況だったので、とりあえずハチマキを巻いてもらった。悪テラスを切ったイーユイを鋼テラスバレパンでワンパンできため多分正解。


選出率(イメージ)
>>>>==>>>>



【選出】
@1
基本選出
パオジアン、ハバタクカミ、サーフゴー、ウーラオスヒードランハッサムあたりとヒードランが対面できるとうれしいので初手に置いてみる。
相手にカイリューがいる場合は、地震に引くためにこちらもカイリューを控えさせる。カイリューがいないことがないのでほぼ確定
@1には、相手にツツミがいるならカミ確定、パオジアンを重く見るならウーラオスハッサムを置いてみる。イーユイがいる場合のみ悪の波動に引くためにディンルーを置かなくてはいけない。


カイリューランドロス、ヒスイヌメルゴン、ヘイラッシャ...みたいに並んでヒードラン包囲網が敷かれている場合は仕方なしにステロ展開に移行する。カイリューとハバタクカミの微妙に足りない火力をステロがいい感じに補ってくれるため、勝率は悪くなかった。


【無理なの】

サーフゴー→ハッサムとしたせいで無理になってしまった。一応草テラスヒードランとハバタクカミである程度戦えるが、それ以外が話にならない。

(初手飛行テラス)
初手飛行テラスを切られると無理!!数的有利取られてテンポ取られて負け!!
ヒードランvsランドロス対面でカイリューに引いたら飛行テラス飛んできてメンタル的にも一層無理になった


誰も勝てない。何回か当たったが、なぜか一回も出されなかった。ありがたい限り。


【感想】
バイトが曜日制なため、最終日にも普通にバイトがあり、帰宅できたのは23時前になっていました。その段階で構築が決まっておらず、レートも1900ちょっとしかない状態で2000までもっていくことができたのは頑張ったと思います。次からはもうちょい計画的に潜ります。

基本的に動かすことのないTwitterIDを貼っておきます。何かあったら言ってください。
@poke_hatopoppo

おしまい